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オマの日本滞在

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うちのお寺の報恩講というお勤めにもオマは参列してくれました。

お経の内容がわからないのは我々日本人でも一緒ですが、その後の説話までもじっと聞き入っていました。

後で「退屈だったでしょう?」と尋ねると、「とんでもない、とても素晴らしい経験だったわ。お父さんのお話の内容はともかく、その表情や身振りを見ているだけでも興味深かったわ。」と、いうことでした。

報恩講のとき、また岡路さんが別の着物を持ってきてくださいました。

自分も着物を着たくなったリサのために、お母さんのコートをアレンジして着物風に着せてもらいました。リサはご機嫌です。

 

また、お茶のお点前も経験。

正座がきつかったようで、このあと自分でもお点前をさせてもらったオマでしたが、足がもたない〜という感じでした。

それでも、とても喜んでおりました。

自身もお抹茶と茶筅と、お茶碗を買って帰りました。

 

 

 

あっという間に二週間が過ぎてしまいました。

でも、オマにとって大変中身の詰まった二週間だったのではないでしょうか。

今まで色々な国を旅行してきた彼女ですが、現地の生活にこれほど深く入ったのはこれがはじめての経験だったに違いありません。

未知のものに遭遇すると人は戸惑い、時には拒絶してしまうこともありますが、オマは何でも受け入れ、試してみるという態度で接していました。その姿勢には尊敬の念を抱かずにはいられません。

たとえば、お風呂。宮津で最初は温泉に行く気はなかったようですが(熱いお湯が苦手)、やっぱり一度試してみよう、ということで入ってみて、それが意外と気に入ったようです。その後は毎日入っていました。

今にして思えば、わたしが通訳と説明に追われて苛々していたため、彼女にも不快な思いをさせてしまいまいした。自分の器の小いささを反省。

ちなみに、ドイツに帰ってきて10日後、お友達を自宅に呼んで「日本パーティ」を開催したそうです。日本食も手作りで!すごいの一言ですね。