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(2003年版)

2001年版2002年版 

 

我が家の出来事をお知らせするRegner通信も3年目を迎えました。

今年も、楽しいニュースをたくさんお知らせできることを祈っています。

 

12月のニュース

クリスマス 2003

12月24−26日

 今年のクリスマス。ベルリンは雪もなく、やや雰囲気に欠けるものがありました。ヨーガンはイブとクリスマス初日(=25日祝日)は早番、クリスマス二日目(=26日祝日)は遅番というイマイチのシフト。それでも、ご馳走を作ってお祝いしました。

 クリスマスイブの伝統的な料理は何だと思いますか?答えは「ポテトサラダ」と「ソーセージ」。どんなご馳走かと思いきや、とってもドイツ的な普通のメニュー。これは、来るべきクリスマス本番に備えて、イブは主婦が休息するためなのかもしれません。機会があれば由来などを調べておきます。

 

左上:ポテトサラダとソーセージ

左下:鹿肉のワイン煮込み。赤いのはコケモモのジャム。

右上:ガチョウの丸焼き。赤キャベツのザワークラウトがよく合う。

 我が家は今年は、イブにはポテトサラダ、25日はガチョウの丸焼き、26日は鹿肉のワイン煮を食べました。もちろん、作ったのはわたしです。ガチョウは去年の鴨と比べるとひと回り大きくて、味も濃い感じ。鹿肉はスーパーで骨付きの腿肉を買ったものの、どう調理してよいかよくわからないまま、料理の本などを見ながら、なんとかおいしいワイン煮を作ることができました。

パッケージから出されたところの鹿肉。どうするよ、これ・・。筋や骨が生々しいです。

 

「ドイツを食べる」で野生肉に関して記述していますが、ウサギ肉のパッケージに「弾丸が入っている恐れ有り」との注意書きがあると紹介しました。

今回、鹿肉に入っていましたよ。ビンゴ!です。しかも、わたしが食べた肉片の中に・・・。ガリッという歯ざわりがして、口の中に残ったものを出してみると、それは直径1ミリにも満たないほどの小さな鉛の玉。散弾銃の玉のひとつだと思われます。

来年はきっと当たり年だ!

 


ニュルンベルグとカールスルーエ

12月6−9日

クリスマス市で有名なニュルンベルグの友人を週末に訪ねてきました。ベルリンから車で4時間ほど。ニュルンベルグはバイエルン州のフランケン地方の大きな街です。ベルリンのドイツ語学校で知り合った台湾出身の裕花(ユーファ)とその夫のトーマス、そして4歳半になる息子のティムはニュルンベルグの中央駅に近いところの古い三階建の家を数年前に購入し、1階は事務所、3階はふたつのアパートメントとして賃貸し、2階部分に暮らしています。

夜はニュルンベルグの劇場に出演中である間借り人の「俳優」さんを招いて、中国風鍋。水炊きなのですが、タレがとっても中華。辛みのある魚醤をベースにした独特の風味は、癖になる味。鍋にいれるものは日本と同じ様な感じですが、このタレが決め手の中華鍋です。

 

もちろん、クリスマス市にも行きましたが、日曜日だったこともあり、身動きできないほどの混雑。ドイツだけでなく世界中から観光客が集まってきているようです。日本人の姿も見かけました。ちょっと、人が多すぎてゆっくり見られないけれど、雰囲気があって、なかなか素敵なクリスマス市でした。

ニュルンベルグのクリスマス市。

紅白の屋根の下にずらりと露店が建ち並ぶ。

人形でキリスト生誕のシーンを再現したクリッペはクリスマスには欠かせない。

その後、転勤予定地のカールスルーエへ第一回目の偵察。街の様子と住む候補地を何箇所か見てきました。大学があるので、街中ではやたらと若者の姿が目に付きました。市電が通っていて、なかなか活気のある街でした。でも、車で少し行くと畑が延々とひろがります。 家探し、大変そうです。でも楽しみです。


アドベントはじまる

今年もアドベントの季節がめぐって来ました。クリスマスまでの四週間、わくわく気分が続きます。去年に続いて今年もペッパークーヘンのお菓子の家をつくりました。さすがに二回目だけあって、手際よく、見た目も美しくできました。

リサは毎朝アドベンツカレンダーを開けて一喜一憂しています。ママの手作りカレンダーには今年はお菓子ではなく小さなプレゼントが入っているのです。「なんだ、また髪の毛をくくるゴムー。」「かわいい。バービーちゃん用のカバン」・・・と言う具合。安売りのスーパーで買ったお徳用のセットをばらしていれているのですが、24日はすごくイイモノが入ってるんだよー。お楽しみにね。

おいしそうでしょ?

今日は何かなぁ・・・

 

11月のニュース

ヨーガン&直美 新しい携帯を買う

11月22日

今まで契約していた携帯電話は「月々の基本料金無し」というお得なパッケージだったのですが、ついに先月で契約期間が終了してしまい、月々の基本料金を徴収されるようになりました。これを機会に新しい携帯電話を購入することになり、ヨーガンさんが例のごとくさんざん情報を収集・比較した上で機種決定!何とドイツではまだ珍しい、カメラつき携帯を二人そろって購入したのでした。

私のはパナソニック、ヨーガンはサムソンのものですが、最初の数日は新しい玩具を手に入れた子供のようにチマチマと小さいボタンをあれこれ押して遊んでいました。それにしても日本でもドイツでも携帯でメールの遣り取りをするのがさかんですが、あれって、キィをたくさん押さなくちゃいけなくてメンドクサイ〜と、わたしは思うのですが、慣れの問題でしょうか?まぁ、どうせわたしのけいたいでは日本語は書くことも読むこともできないので、ほとんど使っていません。

カメラがついていてもいまのところあまり使う機会がないなぁ・・。ちなみにヨーガンのカメラの方がきれいに写ります。

新しい携帯の番号が知りたいひとはお問い合わせを!(知ったところで・・・)


リサの6歳の誕生日

11月29日

今年のテーマは「アラビアンナイト」。トルコ人の友人から衣装や飾りや音楽テープを貸してもらい、ゲストのためにも簡単な衣装を手作りし、ゲームなんかもそれらしく・・。誕生日までの数週間はわたしはひとりでキリキリ回っていた感じです。

しかも当日はリサの日本語補習校の「学習発表会」。わたしが家で用意をしている間にヨーガンにリサを学校まで連れて行ってもらい、発表の途中で舞台から引き摺り下ろし(世の常で前の発表が長引いて、予定時間を大幅に過ぎていた)、なんとかぎりぎりのタイミングで間に合いました。

8人のゲストのお子様たちもそれなりに楽しんでくれたようで、わたしはほっとしました。これで今年も大きな仕事を終えました。来年までまた1年ボーっとして過ごそうっと!

奥にいるのが我が家の姫

このアラブの王様も

プレゼントは希望どおり、バービーのヘア&メイク人形。

嬉しいよぉ〜ん。

こちらのアラブの姫君もわたしの手によるものです。


 

ランタン祭り

11月11日

11月11日は聖マーティンの日で、子供たちは手作りのランタン(提灯)を手に、街を練り歩きます。これはクリスマスの前哨戦という感じで、この時期からクリスマスムードが盛り上がっていきます。

今年、リサは夏まで通っていた幼稚園のランタン行列と、今通っているフォアシューレのものと二度、参加することができました。(フォアシューレでは13日に行いました。)去年は急に高熱が出て、泣く泣く参加をあきらめただけあって、今年は本当に嬉しそうでした。

幼稚園では庭に大きな焚き火がたかれ、ソーセージのグリルやグリューワイン(香辛料や果実の入った温かくて甘い赤ワイン。クリスマス時期の定番飲み物。)で体を温めました。フォアシューレでは父兄が持ち寄ったケーキやお料理で楽しく歓談。親子ともども親交を深める良い機会となりました。

幼稚園でのランタン行列。後ろで顔が半分切れちゃっているのが大好きなイリス先生。

 

10月のニュース

ハロゥインパーティ

10月31日

アメリカやイギリスで盛んなハロゥインですが、ドイツではあまりこれを祝う風習はありません。(元来はヨーロッパに起因するそうですが、かぼちゃのシンボルや子供が仮装して近所を練り歩く「トリック・オア・トリート」などは後世になってアメリカで形成されたらしいです。)

ところが、ここ数年、アメリカの影響か、ドイツでもハロゥインにパーティをする習慣が広まってきたようで、今年、リサはお友達のところに招待されました。もちろん「恐ろしい」仮装をしてくることが必須。

日本から帰ってきたばかりで準備する期間も殆どなかったのですが、幸い、2年前に幼稚園であったハロゥインパーティのために作った「魔女の帽子」がありました。パパの黒いTシャツを着て、布地売り場で買った黒いオーガンジーをマントに仕立て、顔をペイントしたら・・・

顔が妖怪人間ベラっぽい。

どう?とっても魔女らしいでしょ。お友達のところから、みんなで近所に「トリック・オア・トリート」に回ったらしいですが、薬局のおじさんが「君は魔女の親分だね。」とリサの仮装をほめてくれたそうです。

来年の2月にはファッシング(カーニバル)の仮装もあるのだ。でも、衣装を考えて作るのは楽しいです。ミシンがあったらもっと楽しいのにぃ。


盛りだくさんの日本滞在

9月30日〜10月27日

今回、わたしとリサは4週間という長期間の日本滞在。前半はディズニーランドに行ったり、友達に会ったりとばたばたして過ぎていき、後半はオマと一緒に観光やショッピング、というふうに気がつけばあっという間でした。(オマの日本滞在記参照)

美里たちがいない大阪でやや寂しかったけれど、遊・宙・遼の三姉妹のおかげで楽しく過ごせたリサでした。遼ちゃんとは初めてのご対面でしたが、人見知りもせず、なついてくれて嬉しかったです。遊ちゃんも宙ちゃんも一年で驚くほど大きくなっていました。

今回の「日本新発見」は百円ショップの充実です。日本に住んでいる人は当たり前なんだろうけれど、品揃えの豊富さには驚き。わたしの知っているのは洗濯バサミとかプラスチックの入れ物とかしかなかったんだけどねぇ。 わたしたちはおしゃれな陶器を買い込んでしまいました。百円だからトランスポートで割れたって悔しくないしね、ということで・・。

あとは、なんとなく今までの洋風かぶれが下火になって、「日本へ回帰」している流れがあるように感じました。これは、とてもよい傾向だと思います。歴史と伝統と文化の豊富な国なのだから、それらを大切にしていかなければね。

ディズニーランドでイーヨーと

成合寺のもみじ

 

 

9月のニュース

リサ バレエの発表会

9月26

今年の2月からバレエを習っているリサですが、先日、初めて「発表会」を経験しました。バレエ教室の創立55周年記念のお祝いで、父兄や来賓を招いて、レッスン室で行われる、というものでしたが、当日は100人以上の見学者で大盛況。区長さんも招待されていて、想像していたよりも盛大なものでした。

リサのグループは最初に登場しました。5歳から6歳の女の子ばかりで、まだまだバレエというよりはお遊戯という感じですが、愛嬌はたっぷり。一生懸命踊って、拍手喝さいを受けていました。

当日、パパは残念ながら出席できなかったので、ママがビデオで撮影。だから、写真は撮れず、ここには普通のレッスンのときに撮影したものを掲載します。

 


リサ アデノイド摘出手術を受ける

9月16日

2年前にアデノイド(=咽頭扁桃:鼻の奥にあり、子供では一般に大きいが、成長とともに小さくなる。平均よりも大きい場合、鼻腔や耳管を圧迫するため 難聴や中耳炎になることがある。)摘出の手術を受けたリサですが、最近になって、またこれが大きくなってきているとの診断を受けました。

耳鼻科の先生の判断で、もう一度摘出手術を受けることになり、9月16日に日帰りで手術が行われました。手術自体は15分程で済む簡単なものですが、全身麻酔をかけます。麻酔をかけるまで、親がひとり付き添うのですが、今回はヨーガンを付き添わせました。わたしは前回、付き添ったのでパス。前回はチョコの風味の麻酔ガスだったそうですが、今回は「変なにおい」だったそうです。

手術が終わり、15分ほどして目が覚めたあと、30分ほど休んで、家に帰りました。日本ではこの手術のために1週間程入院が必要だそうですが、はっきり言って、日帰りで充分。手術の後、1〜2日、喉が少し痛いと言っていましたが、それ以外は全く普通。フォアシューレにも翌々日から通いました。日本の医療は病院が儲けられるようになっていますねぇ。

とにかく、無事に手術も終わり、その後の経過も順調ですので、ご報告しておきます。

 

8月のニュース

リサ フォアシューレに進学

8月25日

夏休みが終わり、ドイツでは新学年が始まりました。リサは今まで2年間通っていた幼稚園から小学校に所属するフォアシューレに通いだしました。フォアシューレとは「学校準備クラス」という感じのところで、来年一年生になる子供たちが遊びながら集団生活での規律を学んでいくところです。

 

 

フォアシューレの入学式。ドイツでは新1年生は自分の体ほどある大きな円錐形のシュールチューテをお祝いにもらいます。リサは来年が本番なので、フォアシューレ用の小さいチューテをもらいました。  おめでとう!   翌日から、小さいランドセルをしょって毎日元気に通っています。ランドセルの中身はおべんとう!

ドイツでの幼稚園はいろいろな年齢の子供たちが同じグループで、机について作業する時間はそれほどなく、ただ遊んでいるだけのことが多いのです。それに対し、フォアシューレでは絵を書いたり工作したりする時間が多くとられているようです。リサは 新しいお友達もたくさんでき、毎日が楽しくて仕方がないようです。


 

ヨーガン右手首捻挫 全治6週間

8月10日

シカゴ郊外の公園でリサがインラインスケートの練習をしているとき。彼女の手を引っ張ってかなりの速さで走っていたヨーガン。まず、リサが転倒。そしてヨーガンもバランスを失い、娘の上に倒れそうになったそうですが、なんとか体をひねってそれを防いだものの、右手を地面について自分の体重を支える格好に。その結果、全治6週間の右手首捻挫。アメリカ滞在の殆どの日程をギプス姿で過ごす羽目になりました。

休暇後も2週間ほど病欠をとり、思わぬ長期休暇となりました。たかが捻挫、されど捻挫。侮れません。特に利き腕の怪我は生活にもかなり支障をきたしていました。(靴下が自分ではけない、など)

その後、順調に回復し、ギプスもはずれましたが、この後定期的に医者に通ってリハビリをするそうです。

救急病院からもどってきたところを記念撮影。


シカゴ 来住家訪問

8月8日〜18日

今年の4月からアメリカに住んでいる来住一家を訪問してきました。ちなみにフライトはKLMで集めたマイレージを使ったのでタダ!(但し、空港税は別途支払う。)

噂どおりの大きなおうちでレグナー家は我が家のようにくろぎまくり。キッチン-家事室-ガレージとつながっている作りは、主婦の理想。ガレージにはごみバケツが置いてあるので、こまめにごみを処分できるのが羨ましかったです。(アメリカまできてこの感想。主婦が身に染み付いている。)

日本人がたくさん住むシカゴ郊外の日本スーパーで盆踊りがありました。

歌のおねえさんにあわせて我が家の子供たちはイベントを盛り上げる。

写真をクリックするともっとでてくるシカゴの写真。

5泊6日のミシガン湖沿いを辿った小旅行も一緒にしました。ミシガン湖は海としか思えないぐらい、大きい(でも水が塩辛くないのでやっぱり湖)のに、全米地図で見るとそれほど大きく描かれていない。狭い日本やドイツとは尺度が違います。色々な意味で。

リサにとっては、大好きな従姉妹たちと24時間一緒に過ごせる夢のような毎日。たくさんの日本語や英語の言葉を新しく覚えました。特に、下の歌は帰ってきてからもずっと歌っています。

いちぃ、にぃ、さんまのしっぽ。ごりらの むすこ。なっぱ、はっぱ、くさった とうふ。

とうふはしろい。しろいはうさぎ。うさぎははねる。はねるはかえる。かえるはみどり。みどりははっぱ。

はっぱはゆれる。ゆれるはゆうれい。ゆうれいはきえる。きえるはでんき。でんきはひかる。

ひかるはじじいのはげあたま。

有意義なアメリカ訪問でした。

 
7月のニュース
リサの上前歯(2本)抜ける

7月後半

イタリアでずっとグラグラしていていつ抜けるかと親戚中を期待させていたリサの上前歯(左)ですが、結局はスイスで抜けました。それから一週間ほどして、すぐに隣の歯も抜け、上前歯が2本欠け、リサは笑うととってもお間抜けな顔になりました。

 

奥歯(大臼歯)はもう3本、いつの間にか生えていました。リサは赤ちゃんのとき、歯が生えるのがはやかったのですが、大人の歯になる時期も早いようです。

 

シカゴへ向かう飛行機の中で口をあけて眠るリサ


夏休み旅行

7月7日〜26日

オーストリアアルプス

冬にスキーで訪れたチロル地方、シュタインプラッテを麓から踏破!途中、足を滑らせれば谷底に真っ逆さまという岩場もクリア。延々4時間上り続け、ついに頂上へ。

 

 

歩いているところの左下は崖です。

 

イタリア トスカーナ地方

義母がキアンティワインで有名なトスカーナ地方の貸し別荘へ我が家と義兄家族を招待してくれました。オリーブ畑とぶどう畑に囲まれた丘の上の素敵なおうちはプール 付きの豪華版。せみの声を聞きながら、毎日プールでのんびりと過ごしました。

 

有名なピサの斜塔。お決まりのポーズで、記念撮影。

兄弟で勝負!うちのパパは腹が出ている方です。

兄弟で水泳バトル。腹が出ている方がうちのパパ。

 

スイスアルプス

標高の高い山々が連なるスイスアルプスはオーストリアやドイツのアルプスとはまた一味違った壮大なパノラマが広がっています。ここで、わたしたちは野生のマーモットやエーデルワイスに遭遇することができ、感激もひとしお。猛暑のおかげで少なかった残雪で遊ぶこともできました。万年雪の残る山肌も間近に見ることができました。

 

何気なくそこに咲いていたエーデルワイス。

何気なく咲いていたエーデルワイス。

万年雪をいただく山々。

山小屋で氷河を背景に。

 

 

 
6月のニュース

運動会と夏祭り

6月21日

 

リサの通う日本語補習校で恒例の運動会が開催され、今年、我が家は三人揃って参加することができました。先週までの真夏のような好天気とはうってかわり、当日は朝からどんより曇り空。時折強風に混ざって雨もぱらつき、気温も16度という寒さ。

 

そんな悪天候も意に介さず、元気な子供たちと大人たちは、「日本」を満喫できるこのイベントを十分楽しみました。ドイツにもスポーツ大会はあるけれど、あくまでも単純な意味での競技会という感じで、日本の運動会ならではの雰囲気は味わえません。だから、ここぞとばかりに張り切ったお母さんたちの意気込みはお昼休みのお弁当に見て取ることができました。校庭に敷物を広げて、家族揃ってお弁当を食べるというのは、やっぱり運動会には欠かせませんね。わたしも、朝から張り切ってちらしずしを作っていきました。外国に暮らしていると、日本にいるよりも日本的になります。

 

リサもたくさんの競技に参加しました。綱引きではパパも一緒に引っ張っりました。ママも股間にバスケットボールを挟んで走るという、情けない競技に参加しました。リレーでもリサはすごく速く走りましたよ。(バトンを渡す人が誰かわからなくて、ちょっと競技にはマイナス貢献してしまいましたが・・。)最終競技の大人リレーでは、パパは自分から「よっしゃ、走ったろ!」と参加していました。その疾風のような走りっぷりといったら、お見せできないのが残念なほど。もう少し、体重が少なければ、前方の白組走者を抜いていたでしょう。

 

リレーでバトンを受け取った瞬間。よし!行け!

 

最終的にはリサの赤組が僅差で白組に敗れ、優勝は逃しましたが、堂々たる準優勝を勝ち取りました。それでも、あとで「赤組が優勝できなくて悔しかった」と残念がっていました。来年は頑張ろう!

 

後半は夏祭りです。ヨーヨー釣りや空き缶倒しなど、縁日の気分が味わえる企画。日本の本当のお祭りと比べると、屁みたいなものですが、こちらで暮らす子供達にとってはとてもドキドキ・ワクワクする日本的なイベントなのです。リサはこの日に備えておばあちゃんに送ってもらった浴衣をさっそく着込んでお祭り気分も高揚。たくさんの人に「りさちゃん、浴衣可愛いね〜。」「ピンクが似合ってるね〜」と言ってもらい、上機嫌でした。夏祭りの頃には青空も広がり、あ〜、楽しかったねぇと家路についたわたしたちでした。

 

浴衣でヨーヨー釣り お父さん、頑張れ! 

 

また山歩き

6月7日〜9日

 

また、凝りもせずに山歩きに行ってきました。しかも、同じ場所。ザクセンのスイス。

 

と、言いながらも今までとは違うルート。そう、それほど、このザクセンのスイスのトレッキングコースは充実しているのです。

 

先日ゲットした万歩計をリサの腰にぶら下げて測ったところ、二日で1万7千歩。どこまで正確なのかは不明ですが、またしても新しく買った測量計(地図上でルートをたどると、実際の距離が示される器械)によると、1日目は12km、2日目は11km歩いたことになります。

 

鎖をしっかり持って、落ちないように・・・。

 

今回も3連休の週末と好天気が重なり、驚くほどの人出!国民大ハイキングデーかと思うほどでしたが、山深く入っていくと、人影もまばらで、自然に思う存分身を委ねることができました。

道沿いにびっしりとブルーベリーの茂み。

ほんの少しだけ熟した実がありました。

今回は小川に沿って歩くことが多かったです。

せせらぎが聞こえてきますか?


 

ベランダでの収穫

6月7日

 

今年、我が家のベランダではトマトとキュウリが元気に育っています。苗から買ったのですが、一足早い夏の日差しをあびて、キュウリはすでに立派なものを二本も収穫することができました。トマトは着実に大きくなっていますが、まだまだ緑色。もう少しの辛抱です。

 

横たわっている第二のキュウリを見つけられますか?

 

ほかに、去年の夏に買って、室内で越冬させたハイビスカスが、また元気に花を咲かせ始めました。おまけでもらったヒマワリの種も、順調に成長して、大きなものは1メートル近くにまで伸びました。同じ種でも植えられた場所によって育ち方に大きな差が現れているのがおもしろいです。

 


 

山歩き

5月30日〜6月2日

 

5月の末は「昇天祭」というキリスト教関係の祝日で、週末をからめて5連休となるところが多く、ヨーガンもたまたまこの時期に休みがとれたので、再びザクセンのスイスへ出かけました。今回はもちろんリサも一緒です。

 

ドレスデンのホテルでは、インターネット価格で一番安い部屋(100ユーロ)を予約しているにも関わらず、例のホテルメンバーシップでプラチナ会員となっている現在は、なんとスィートルームに宿泊させてもらえます。ウェルカムケーキやお花がすでに用意され、しかもミニバーは無料!世の中、お得に「贅沢」を味わう裏道があるんですね〜。うひひ。

 

さて、今回は趣向を変えて、ドレスデンから電車でザクセンのスイスへと向かいました。エルベ川を挟んだ向こう岸にそびえる荒々しい岩山の姿は、とても雄大でした。

 

また、いつもと違う趣向として、一晩、山の中のホテルに泊まりました。ホテルのすぐ裏手が切り立った崖になっています。もともとは山で切り出した木を水車を利用して木材に加工する「水車小屋」を経営する家族の居所だったこの建物。道路を挟んで向かい側にある水車小屋は歴史的な文化財に指定されています。

 

山の中のホテル。共同シャワーにリサは驚いていた。 岩山の頂上からの眺めは素晴らしいのぉ。

 

 

 

5月のニュース
ユリアナの『成人式』

5月24日

 

ヨーガンの兄の長女・・・、つまりわたしの姪・リサの従姉にあたるユリアナちゃんが先日成人式をお祝いしました。成人式といってもまだ15歳ですが、こちらでは大人の仲間入りをして、自覚と責任感を要求されるようになります。(実際にはまだまだ親に面倒をみてもらっているし、法的にはやはり18歳とか20歳が成人です。)

 

もともとは、キリスト教で行われる「堅信礼」に基づいていますが、旧東ドイツ地域では、宗教色を取り除いたこのJugendweiheとよばれる成人式が一般的なようです。

 

会場はベルリン随一のエンターテイメント劇場 Friedrich Stadt Palast。数年前に宝塚歌劇団がここで公演をして、評判になっていました。式典がどのように行われるか、始まるまでさっぱり見当もつかないままだったのですが、始まってみてビックリ。ヒップホップ系のバンドあり、寸劇あり、ビデオあり、ダンスのパフォーマンスあり・・とすっかりティーンズ・モードの演出で、レーザー光線が飛び交い、スモークがたかれ、ミラーボールがきらきら。親戚総出でこの式典に参加している家族がほとんどで、じいちゃん・ばあちゃん世代は圧倒されまくり。うちの義母も「わたしの趣味じゃない」とあとでつぶやいていました。

光に照らされているのが「新成人」たち

スクリーンに映されたユリアナ(左)ブレてしまいました。

 

 

それでも、締めるところは締める。成人式を迎える若者達がひとりひとり名前を呼ばれ、起立していく姿が中央舞台に大きく映し出されていきました。照れ笑いの中の誇り高い顔つき、目の輝きを見て、なんだかとても心が洗われるようでした。

 

はじめてユリアナに会ったときは、ちょうど今のリサぐらいだったのですが、それが今ではすっかり大人びて落ち着いた雰囲気の「女性」になっています。大人になってしまうと気が付かない時の流れが、子供の成長によって如実に語られます。

 

うちのリサもあっという間に「子供」のときを過ぎて、大人になってしまうんだなぁと、考えると少し寂しい気持ちがします。

義兄・義母・ユリアナ

午後は義兄のお庭でパーティ。盛大に祝うようです。

 


 

リサの旅行と岩山登り 

5月12日〜16日

 

幼稚園から行く四泊5日の「子供旅行」も今年で二度目。親子でドキドキしていた去年と比べ、比較的落ち着いて出発の日を迎えることが出来ました。小さい子のお母さんで、宿泊先へ車で送っていって、帰るときに涙をうかべている人もいました。わかる、わかる、その気持ち。でも、わたしたちは去年、経験済みなので、あっさりと帰って来ました。

 

去年はリサのいぬ間に洗濯、掃除、あれもこれも、と気ばかり焦っていましたが、今年はなんとなくダラダラと過ごしてしまった感じです。と、いいつつも、美容院に行き、街に買い物に行き、一泊でドレスデンのホテルに泊まっておいしいものを食べて、翌日はトレッキング・・・と、子供のいない時間をフルに活用していました。

 

トレッキングはまたもやザクセンのスイスに行きましたが、リサと一緒ではちょっと行けない難度の高いコースに2人で挑みました。岩肌に固定されている金具・梯子・ザイルなどにつかまって、岩山を登っていくという、ロッククライミングに近いポイントが何箇所かあるのです。36歳にもなってザイルにつかまって岩を登っていく自分の姿に、実は惚れ惚れとしてしまいました。まだまだ捨てたもんじゃない。若い、若い。体力ありまっせ。惜しくもカメラを忘れたのでこの勇姿をお見せすることができません。残念。手を離したり、足を滑らせたら、谷底に転落してしまう危険な場所もありましたが、登り終えて、岩の頂上から見える雄大な景色は格別。ちょっとヤミツキになってしまいそうで、怖いです。でも、リサと一緒では当分無理なので、その分、安心ですね。(リサがこのコースに挑めるようになる頃には、わたしたちはもう年をとりすぎていることでしょう。)

後日フォトをアップしました。こんな感じのところですね。

 

さて、リサの旅行は、4泊中、2回は夜中に寂しくて泣いたそうです。去年の毎晩泣いていたことと比べると、大進歩!がんばりました。

 

 

 

4月のニュース

山歩きの季節 幕開け

4月23日

 

リサの体調も回復したイースター明け、我が家にとって今年初めてのトレッキングツアーを敢行しました。場所はドレスデンの東、ザクセンのスイスとよばれる国立公園。昨年も何度か訪れたお馴染みの場所ですが、奇怪な形の岩山が立ち並び、またいろいろなコースがあるので飽きることがありません。

 

昨日までの病気は嘘だったように体調万全、パワー全開のリサは岩山を猿のように楽しそうに登っておりました。

 

木の根の階段、こんなの大好き!

 

今年もレグナー家では山歩きのプランが目白押し。いつの間にか妙に健康的になっているわたしたち・・。


 

40度の熱でも卵をさがすイースター

4月20日

 

今年もイースターがやってきました。

幼稚園もお休みになり、イースター・サンデーには恒例の卵探しをオマのお庭でする予定にしていたのですが、前日からリサが39度近くの熱を出してしまいました。

 

一時はその開催が危ぶまれたイースターエッグ探しですが、「絶対に行く!」というリサの悲痛な叫びにイースターうさぎは応えてくれ、予定通りに催されました。

 

卵みつけたよ。熱も忘れる。

 

庭のあちらこちらに隠されたプレゼントやお菓子を見つけるたびに興奮して喜ぶリサ。熱があるとは思えないほど元気でしたが、さすがに夜は疲れて40度の熱。

 

天気がよかったので、翌日もオマのお庭へ。熱があるのに外に出すの?と思うところでしょうが、ドイツ人には「新鮮な空気は体に良い」という信念があるので、大丈夫です。結果的には、その翌々日(水曜日)にはすっかり元気になり、山歩きに行きました。今年のイースターはお天気にとても恵まれました。

 

ちなみにリサは希望の「手品セット」をもらい、大喜び。卵を消しちゃうマジックを習得しましたので、そのうちご披露すると思います。お楽しみに。

 


レグナー家に念願のピアノが来る

4月7日

 

ピアノの上にはメキシコで買ったお土産が並んでいる。

 

ついに我が家にピアノがやってきました。

 

「電子ピアノでいいんとちゃうん?」という多くの意見を尻目に、何としてでも本当のピアノが欲しかったのはわたし。「やっぱり電子ピアノだとタッチや音色が違う。」というのは建前で、ピアノのある風景を求めていたというのが本音かもしれません。

 

というものの、ピアノに関してはさっぱりのわたしたち。さんざん悩んだ挙句、去年ライプチッヒに行ったときにふらりとのぞいたピアノメーカーのものに決めました。でも買ったのはインターネットで見つけたハンブルグの販売店経由。メーカー価格よりも安く、しかも椅子までついていたのでラッキー!

 

ピアノを習い始めて一年。家で練習できなかったので成果も今まではあまり現れていなかったリサですが、この2週間ほどで、驚くほど上達しました。やっぱり、ピアノは練習が大事ですね。子供のとき練習が嫌いで先生にいつも叱られていたわたしは、せいぜいバイエルどまり。それでもわが娘に刺激されて、自分の為に楽譜を買ってきました。ショパンを弾こう!

 

とても熱心に練習するリサ。


リサ 日本の『学校』に進学

4月12日

 

4月から日本語補習校では新学期が始まり、リサは小学校1年生に進級しました。

 

本来なら来年なのですが、ひらがなの読み書きもかなり上達しており、先生から太鼓判をいただき早めの進学となりました。旅行のため入学式には残念ながら出席できなかったのですが、郵送してもらった「こくご 一ねん 上」の本を手にしたリサは感激の嵐。

 

「えぇ〜。わたし、もういちねんせいなの?メキシコにいっているあいだにいちねんせいになっちゃったの?うれしい!」

 

「もう、『にほんのようちえん』じゃなくて『にほんのがっこう』にいくんだよね。」

 

それ以来、「もう、一年生でしょ。」という言葉は言う事を聞かせるときの特効薬となりました。


メキシコ旅行

3月20日〜4月6日

 

詳しくはメキシコ旅行記「ビバ!メヒコ!」で報告します。とりあえずハイライト

 

 

3月のニュース

ヨーガンの誕生日

3月16日

 

レグナー家の大黒柱、ヨーガンが36歳の誕生日を迎えました。

当日は日曜日でしたが、あいにく早番シフトの勤務。誕生日の朝、わたしとリサがまだ深い眠りに沈んでいる頃にひとり静かに出勤していった彼でした。しかも、職場で同僚に配るための山ほどのケーキを抱えて・・・。(誕生日にはケーキを自分で配るのが彼の職場の習慣のようです。)

 

けれども、午後に仕事を終えたヨーガンを待っていたのは、愛妻と愛娘手作りのイチゴケーキ。生クリームもたっぷりです。職場で自分が持っていったケーキをたくさん食べて胃がもたれているにもかかわらず、喜んでくれた優しいパパ。

 

夜は、彼の大好物であるシュニッツエル(ドイツ風とんかつ)の山盛りに感激!(リクエストだった。)なんと6枚も食べて、さらなる腹部の培養に勤しんだ誕生日でありました。

 

 

シュニッツエルの山盛り。至極の幸福で〜す。


ファッシング!(カーニバル)

3月4日

 

ジャングルファッシング!

 

今年もファッシングの季節がやってきました。

ファッシング?何じゃ、それ、というあなた。カーニバルならきっと聞いたことがあるでしょう。キリスト教と原始宗教が融合された習慣で、昔はファッシングでお祭り騒ぎをしたあと、復活祭まで断食していたそうです。

 

現在では断食の習慣は衰えたようですが、お祭り騒ぎだけは健在。もともとベルリンではこのファッシングはそれほど盛んでなく、ボンやケルンなどライン地方で最も盛大に祝われてきました。しかし、首都の移転に伴ってボンからやってきた公務員をはじめとする人々が3年前からベルリンでもファッシングのパレードを行うようになり、今年はかなりの人出だったようです。

 

幼稚園でも恒例のファッシング。ことしのテーマは「ジャングル」だったので、リサはオウムになりました。ママの手作り衣装です。テーマに関係なくお姫様や騎士などもいてます。

 

金ぴかの付け睫毛が効いてるでしょ!

 

 
2月のニュース

 

カールスルーエへ引越し確定

2月20日

この度、正式にヨーガンのカールスルーエへの異動が決定しました。転勤の時期は2005年の秋になります。それに伴い、ヨーガンがほとんど毎週のペースでカールスルーエに出張しています。

カールスルーエはドイツの南西部に位置し、フランスとの国境の近くです。気候はドイツで一番温暖だということで、かの有名な「黒い森」もすぐそこです。温泉保養地として有名な「バーデン・バーデン」も遠くありません。

出張を利用して、ヨーガンもいろいろと情報を収集しています。できたら郊外の庭付きの家に住みたいんだけど、さて、どうなるでしょうか?

 


節分を祝う

2月3日

今年も我が家では節分の豆まきをかろうじて忘れずに行いました。台所の戸棚にあった大豆を鍋でいって作った本格的「いり豆」。そして、大阪出身ならではの「巻き寿司の丸かぶり」。今年の恵方をインターネットでチェック。(便利な世の中になったものです。ドイツにいながら恵方がわかるとは・・。)

恵方が「南南東」とだとわかり、だいたいの方向を向いて寿司にかぶりつこうとすると、パパからちょっと待った!がかかりました。彼はおもむろに腕時計に目を遣り、正確な方角をチェック。(彼が日本で買ったNIKEのスポーツ・ウォッチは、時間だけでなく方角や海抜高度まで測れるのだ。)「こっちだ。」という方向に椅子をむけて、親子三人で巻き寿司を無言で食べました。もちろん手作りよ。

これで今年も我が家は安泰、間違いなし。

炒り豆と鬼の面。ちょっとアバンギャルドなリサの鬼。巻き寿司の丸かぶり。

 

 


リサの乳歯が抜ける

2月1日

 

年明けからグラグラしていたリサの下前歯(左)がついに抜けました。このところ、ずっと気になっていて、指でさわってはそのぐらつきを確かめていたリサでしたが、その瞬間は夕食時にやってきました。

 

「晩ご飯にピザを食べてたの。スキーから帰って来たばっかりだからピザだったの。それで子供のメニューだったの。飲み物と甘いものがついてるんだよ。それで飲んでいたら、抜けたの。そしたらみんなでパチパチパチってしたんだよ。」

 

「日本では下の歯が抜けたら上に投げるでしょ。ドイツでは違うんだよ。入れ物をね、作ったの。その入れ物に歯を入れて、枕の下に置いておくの。そしたら寝ている間に歯の妖精がくるの。それで歯を持っていって、そのかわりに何かをくれるの。何かなと思ってみたら、チョコレートだったよ。ママとパパが前の日に、今日は土曜日だからきっと歯の妖精はお休みだよって言ってたけど、やっぱり来てくれたね。歯の妖精は、もらった歯でお城を作るんだって。」

 

「大人の歯が少しだけ出てきてるの。今日は昨日よりもだいぶ出てきてるみたい。」

 

歯の間の隙間がとってもかわいいうちの娘は、今、すっかり大人になった気分です。

 

下の前歯、抜けてるのわかる?

 

1月のニュース

スキーすいすい滑るリサ

1月26日-31日

 

オーストリア・アルプスのチロル地方で家族揃ってはじめてのスキー旅行に行ってきました。

リサが生まれる前に一度行ったきりなので、わたしとヨーガンにとっては6年ぶりのスキーでした。リサは生まれて初めてのスキー。スキースクールに入って、4日間みっちりと特訓してもらいました。月曜日に初めてスキーで立ったリサですが、金曜日にはゴンドラで高い山の上まで登り、急斜面をスイスイと滑り降りていました。しかも青や赤の旗門をぬって滑るスクール主催の競技会ではなんとグループで一番になり金メダルと表彰状をもらいました。すっかり自信をつけたリサです。

 

リサがレッスンを受けているあいだ、わたしとヨーガンは2人で滑っていましたが、体力の衰えは隠せず、寸暇を惜しんでガンガン滑りまくるというようなことはもうできず、また、己の技術を省みず上級コースに挑戦するなどということもしませんでした。お陰で、怪我もせず無事帰宅することができました。

 

こちらのスキー場ではたくさんの年配の方をよく見かけます。50歳代、60歳代の方も決して少なくありません。こういう方々のほうが、お金があるので最新のかっこいいウェアを着ています。スノーボーダーが6年前と比べるととても増えていたのは、きっと日本でも同じでしょうね。あと、ゲレンデの端っこをを下から上に登っていく冬山登山の人たちも見かけました。足には短いスキーを履き、さらにその下に長細いスキーを履いています。(短いスキーが長いスキーにくっついている。)彼らは頂上までたどり着いた後、一気に滑り降りて来るのだと思います。

 

わたしたちがいたゲレンデは設備が近代的でとても快適でした。ゴンドラ乗り場では切符を上着のポケットにいれたままでも機械が読み取ってくれるのでいちいち差し込んだり見せたりする必要がありませんでした。ゴンドラを登りきったところにゲレンデが広がり、いくつもリフトがあるのですが、リフト乗り場は改札なし。しかもベルトコンベアが導入されていて、定位置まで勝手に運んでいってくれるのです。そこで待っていれば椅子が回って来るので、座ればOK。しかも、待ち時間は平日だったこともあり殆どゼロでした。いやぁ、これは楽ちんでした。

 

リサ、すべってます。


日本の幼稚園でお正月満喫

1月18日

 

リサの通う日本語補習校で小正月会があり、家族揃って参加しました。

カルタとりや福笑い・羽つきなどのお正月の遊びに始まり、臼と杵を使っての本格的な餅つき大会。さらには合気道・柔道・剣道の実演、子供相撲大会につづいて最後は獅子舞が祝儀を配って歩くなど、日本に住んでいてもなかなか体験できないようなことが盛りだくさん。

 

カルタとりでの子供たちの真剣な表情が印象的でした。羽つきはなかなか難しかったけれど、なんとか羽を板にあてることのできたリサは得意満面。お餅つきでも実際につかせてもらって大喜び。密かに剣道を習わせようと思っていた母の思惑には反して、剣道や柔道への関心はいまひとつ低かったようです。相撲も見るだけでした。うちの子は女の子っぽい女の子のようです。

 

先生とお餅つきをするリサ。


ヨーガンの新しいシフトがスタート

今年からヨーガンのシフトが新しくなりました。今までは、4勤2休(4日仕事して2日休みのペース)だったのですが、1月から5勤3休。そして、かつては1、2日目が遅番で3、4日目が早番だったのが、新シフトでは早番から始まるようになりました。

航空管制官の健康管理上の理由からこのように改善されたということなので、きっと働きやすいシフトとなるのでしょうが、今までと勝手が違うので、慣れるまでが少し大変です。

3日も休みで、ずっと家にいられると、家の中が散らかってしょうがない・・。でも、一緒にいられる時間が多くなりそうで嬉しい。ということにしておきます。