運動会と夏祭り
6月21日
リサの通う日本語補習校で恒例の運動会が開催され、今年、我が家は三人揃って参加することができました。先週までの真夏のような好天気とはうってかわり、当日は朝からどんより曇り空。時折強風に混ざって雨もぱらつき、気温も16度という寒さ。
そんな悪天候も意に介さず、元気な子供たちと大人たちは、「日本」を満喫できるこのイベントを十分楽しみました。ドイツにもスポーツ大会はあるけれど、あくまでも単純な意味での競技会という感じで、日本の運動会ならではの雰囲気は味わえません。だから、ここぞとばかりに張り切ったお母さんたちの意気込みはお昼休みのお弁当に見て取ることができました。校庭に敷物を広げて、家族揃ってお弁当を食べるというのは、やっぱり運動会には欠かせませんね。わたしも、朝から張り切ってちらしずしを作っていきました。外国に暮らしていると、日本にいるよりも日本的になります。
リサもたくさんの競技に参加しました。綱引きではパパも一緒に引っ張っりました。ママも股間にバスケットボールを挟んで走るという、情けない競技に参加しました。リレーでもリサはすごく速く走りましたよ。(バトンを渡す人が誰かわからなくて、ちょっと競技にはマイナス貢献してしまいましたが・・。)最終競技の大人リレーでは、パパは自分から「よっしゃ、走ったろ!」と参加していました。その疾風のような走りっぷりといったら、お見せできないのが残念なほど。もう少し、体重が少なければ、前方の白組走者を抜いていたでしょう。
リレーでバトンを受け取った瞬間。よし!行け!
最終的にはリサの赤組が僅差で白組に敗れ、優勝は逃しましたが、堂々たる準優勝を勝ち取りました。それでも、あとで「赤組が優勝できなくて悔しかった」と残念がっていました。来年は頑張ろう!
後半は夏祭りです。ヨーヨー釣りや空き缶倒しなど、縁日の気分が味わえる企画。日本の本当のお祭りと比べると、屁みたいなものですが、こちらで暮らす子供達にとってはとてもドキドキ・ワクワクする日本的なイベントなのです。リサはこの日に備えておばあちゃんに送ってもらった浴衣をさっそく着込んでお祭り気分も高揚。たくさんの人に「りさちゃん、浴衣可愛いね〜。」「ピンクが似合ってるね〜」と言ってもらい、上機嫌でした。夏祭りの頃には青空も広がり、あ〜、楽しかったねぇと家路についたわたしたちでした。
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浴衣でヨーヨー釣り |
お父さん、頑張れ! |
また山歩き
6月7日〜9日
また、凝りもせずに山歩きに行ってきました。しかも、同じ場所。ザクセンのスイス。
と、言いながらも今までとは違うルート。そう、それほど、このザクセンのスイスのトレッキングコースは充実しているのです。
先日ゲットした万歩計をリサの腰にぶら下げて測ったところ、二日で1万7千歩。どこまで正確なのかは不明ですが、またしても新しく買った測量計(地図上でルートをたどると、実際の距離が示される器械)によると、1日目は12km、2日目は11km歩いたことになります。
鎖をしっかり持って、落ちないように・・・。
今回も3連休の週末と好天気が重なり、驚くほどの人出!国民大ハイキングデーかと思うほどでしたが、山深く入っていくと、人影もまばらで、自然に思う存分身を委ねることができました。
道沿いにびっしりとブルーベリーの茂み。
ほんの少しだけ熟した実がありました。 |
今回は小川に沿って歩くことが多かったです。
せせらぎが聞こえてきますか? |
ベランダでの収穫
6月7日
今年、我が家のベランダではトマトとキュウリが元気に育っています。苗から買ったのですが、一足早い夏の日差しをあびて、キュウリはすでに立派なものを二本も収穫することができました。トマトは着実に大きくなっていますが、まだまだ緑色。もう少しの辛抱です。
ほかに、去年の夏に買って、室内で越冬させたハイビスカスが、また元気に花を咲かせ始めました。おまけでもらったヒマワリの種も、順調に成長して、大きなものは1メートル近くにまで伸びました。同じ種でも植えられた場所によって育ち方に大きな差が現れているのがおもしろいです。
山歩き
5月30日〜6月2日
5月の末は「昇天祭」というキリスト教関係の祝日で、週末をからめて5連休となるところが多く、ヨーガンもたまたまこの時期に休みがとれたので、再びザクセンのスイスへ出かけました。今回はもちろんリサも一緒です。
ドレスデンのホテルでは、インターネット価格で一番安い部屋(100ユーロ)を予約しているにも関わらず、例のホテルメンバーシップでプラチナ会員となっている現在は、なんとスィートルームに宿泊させてもらえます。ウェルカムケーキやお花がすでに用意され、しかもミニバーは無料!世の中、お得に「贅沢」を味わう裏道があるんですね〜。うひひ。
さて、今回は趣向を変えて、ドレスデンから電車でザクセンのスイスへと向かいました。エルベ川を挟んだ向こう岸にそびえる荒々しい岩山の姿は、とても雄大でした。
また、いつもと違う趣向として、一晩、山の中のホテルに泊まりました。ホテルのすぐ裏手が切り立った崖になっています。もともとは山で切り出した木を水車を利用して木材に加工する「水車小屋」を経営する家族の居所だったこの建物。道路を挟んで向かい側にある水車小屋は歴史的な文化財に指定されています。
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